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執筆者の写真たまらん

【後編】チームたまらん「高瀬編」~高瀬を「うろんころん」の巻~

こんにちは!

玉名市出身の笠原りお(かさはら りお)です!!

今回は「うろんころん高瀬」についての後編。お邪魔した6店舗のうち前編でお届けできなかった2店舗についてお伝えしたいと思います。

2店舗は、高瀬蔵から国道208号線を越えた先に位置します。


○5店舗目:菓舗菊水堂さん

ここでは、山嵜憲一(やまさきけんいち)さん(72歳)にお話を伺いました。

玉名のお土産といえば、「菊水堂」でと思う人も多いのではないでしょうか?菊水堂さんでは、山嵜憲一(やまさきけんいち)さん(72歳)からお話を伺いました。


山嵜憲一さんは、玉名のご出身でなかったそうで、「ヨソモノ」だったからこそ「玉名の魅力」を強く感じられたようでした。今回、西南戦争時代の熊本城の写真など、貴重な資料を見ながら説明をお聞きしました。説明の詳細さから山嵜憲一さんの玉名市に対する熱い思いを感じました。


説明の後には、「田原坂」と「長者饅頭」をいただきました。


「田原坂」はこしあんの中に栗が入っている焼き饅頭で、「長者饅頭」は黄身餡が中に入った優しい甘さの焼き饅頭です。饅頭の名前は、玉名の歴史に関連しているものです。饅頭からも歴史を感じられるのもいいですね♪



○6店舗目:錦の露酒店さん

最後にお邪魔したのは、錦の露酒店さんです。ここでは、吉田昌史(よしだまさふみ)さん(44歳)にお話を伺いました。創業は1704年とのこと。江戸時代は油問屋だったそうです。高瀬裏川近くに店を構え、裏川を利用し、商いを行っていたとのこと。明治から、酒造りをはじめ、西南戦争からは酒造りを主流で行ってきた造り酒屋でした。ここでは、赤酒、焼酎、日本酒など熊本の酒の歴史を詳しく聞くことが出来ました。



ここでは、70年前に復刻した「錦の露」を販売しています。店内は、落ち着ける雰囲気のお店です。私は、車だったので試飲は出来なかったのですが、電車で来たメンバーは試飲をしていました。「すごくおいしい」とにっこり。夜は、角打ちスタイルの営業も行っているそうなので、是非お邪魔したいです。角打ちスタイルとは、酒屋の店頭で買った酒をそのまま飲む飲酒スタイルの事です。


さて、この最後の錦の露酒店さんで、「うろんころん」全体のお土産をもらってツアーは終了です。お土産は、お茶と、コースター。コースターは、矢旗で作ってあって古風な柄。とても素敵です。

日頃は知ることもなかったお店の詳しい話を聞くことができて、非常に面白いツアーでした。500円で1日楽しめるとても良いイベントです。これから、秋で涼しい時期になるので、歩くのにぴったりの時期になりますね。是非、高瀬を「うろんころん」されてはいかがでしょうか。



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