こんにちは!
今回のブログを担当しています玉名市出身の笠原りお(かさはら りお)です!
高瀬裏川花しょうぶまつりで、高瀬にお邪魔した私たちは、高瀬のまちの雰囲気に魅せられ、詳しく高瀬の町を知りたいと思いました。
そんなたまらんにおすすめされたのが、「うろんころん高瀬~あきないめぐり~」というツアーです。
「うろんころん」とは、「うろうろ」「うろつく」という意味の熊本の方言とのことです。
「うろんころん高瀬」は、高瀬のお店の方々にバトンタッチしてもらいながら、高瀬のまちを歩き、歴史や文化に触れることができるツアーです。お店の説明と高瀬の説明とを聞くことができ、お店の方とも距離が近く、うろんころんしながらとても楽しい時間を過ごせました。
8月29日、いよいよ!!うろんころん高瀬へ♪晴天に恵まれました!!
今回は、「うろんころん高瀬」の実施店舗7店中6店を回ることができました。どのお店も、個性的で、玉名出身の私でも知らない玉名のあんな話やこんな話が出て来ましたので、その辺りをこのブログでお伝えしたいと思います!!
今回は、前編として、スタートから、4店舗までのうろんころん高瀬の様子についてお伝えしたいと思います!
○スタート:高瀬蔵
スタートは高瀬蔵。高瀬蔵を案内してくださったのは、【高瀬まちづくり協議会 会長 矢田部知明(やたべ ともあき)さん(64歳)
高瀬蔵は昔、米蔵として、利用されていたそうです。今は、イベントごとに利用できるホールに姿を変え、木のぬくもりが素敵な空間となっています。毎月、高瀬蔵では様々な催しが行われ、交流の場となっています。高瀬のまち自体は昔の風景が復元されたまちで、14軒が建物の復元の協力をされています。まち歩きが商店に入るきっかけの1つになればいいと矢田部さんはおっしゃっていました。
○1店舗目:田尻高瀬飴本舗
1日に3000本の高瀬飴を製造している「田尻高瀬飴本舗」さんでは、昔の高瀬の様子や高瀬飴の製造方法などを聞くことが出来ます。
店主の田尻義晴(たじりよしはる) さん(75歳)は、お仕事を始めて50年の超ベテラン!職人技を間近で見学することが可能です。高瀬飴の種類は、2種類、刀で切る長いものとはさみで切る丸いものがあります。丸いものには、黒砂糖と生姜が入っています。 高瀬飴をいただきました。懐かしい甘さで、大満足です。ぜひまた食べたいです!!
○2店舗:柳屋茶舗さん
猿渡順子(さるわたりじゅんこ)48歳 修景工事の第一号店。修景工事とは、新幹線が開通するときに、通りを同じような店構えに揃える取り組みとして行われました。修景工事の際の屋根裏調査の時、梁に直接明治の12年うさぎ年完成と書かれていたそうで、歴史は130年ぐらいあるそうです。柳屋として営業を始めたのは、明治34年からだそうです。なお、残っている帳面からその前は米問屋だったこともわかっているそうです。
お茶の飲み方も教わりました。時によって変えるのが良いそうで、頭すっきりさせたいときは、お湯で飲むことで、カフェインが、お湯に溶けさえると言います。ゆっくりしたいときは、水出しとかにするのがおすすめ。カフェインか抑えられるので寝る前にぴったりです。お茶の香りが充満していて心地よく、落ち着く店内です。ずっと居たい気持ちになります。
猿渡順子(さるわたりじゅんこ)さん(48歳)の話によると、高瀬には今も昔と変わらないご近所付き合いが残っているそうです。そんな、アットホーム感が高瀬の良いところの一つなのかもしれませんね。
○3店舗目:荒木直平商店さん
荒木直平商店さんは150年前からお酢を売っています。ここには、飲むお酢という気になる商品がありました。
荒木雍子(あらきようこ)さん(72歳)にお話を伺ったところ、普通のお酢だけでは寂しいと、30年前からは、果物を加えた飲むお酢の販売も始めたそうです。30年という歴史を持つこの商店の商品は、「飲むお酢」の先駆けということが出来るのではないでしょうか。それも、手作りかつ無添加に拘って生産されています。長い時間をかけて作る飲むお酢は、透明度が高く、フルーティーでとても飲みやすくなっています。すごく色が綺麗で、インスタ映えしそうですね。お値段もお手頃でした。
健康のためにもよさそうです!
○4店舗目:本田帽子店さん
本田帽子店さんは、帽子店という顔がある一方で、刺繍もされています。刺繍を担当されているのは、本田勝春(ほだかつはる)さん(76歳)下書きなしで、ミシンを操る凄腕の持ち主です。
小学生・中学生の名札の刺繍を担当しており、小学校は2校、中学校は3校を担当されています。他にも、消防団の制帽等も担当されているようです。 お店は、昭和5年から続いており、本田勝春さん自身は2代目です。
実際に、刺繍の様子を見せていただきました。糸から、美しい文字が浮かび上がってくる様子は、すごい!としか言いようがありません。
刺繍の名札は、小中学生にとってもいい思い出となっている事でしょう。
前編はここまで♪
他の店舗に関しては、また後日更新するブログをお待ちください。
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